中央区赤坂のカフェで草素材のストロー導入　オーレック

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週刊経済2022年3月15日発行

使用後はペンギンの巣に活用

乗用草刈機、自走式草刈機の㈱オーレック（八女郡広川町、今村健二社長）が運営するカフェ併設の拠点「オーレックグリーンラボ福岡」（福岡市中央区赤坂１丁目）は３月１日から草素材のストロー導入を開始した。
カフェのアイスドリンクで提供しているプラスチック製ストローに代わるもので、同社ではさまざまな分野でＳＤＧｓに取り組んでおり、その一環でプラごみ削減を目指す。「草ストロー」は合同会社ＨＡＹＡＭＩ（大久保夏斗代表）が販売する無添加、無農薬、保存料不使用の完全自然由来製品で、原料の草はベトナムで栽培製造。グリーンラボ福岡では、草ストローの回収箱を設置し、使用済みのストローは熱湯消毒乾燥させた後、福岡市動物園に進呈。同素材がペンギンの巣として適していることから再活用されるという。同社では「プラスチックストロー廃止のさらに先をいく循環型社会の取り組みを進める。また、使用後のストローが二次活用されることをお客さまに知っていただき簡単にＳＤＧｓに参加できる仕組みをつくる」と話している。