中央区警固１丁目に７階建てテナントビル　カシムラホールディングス

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週刊経済2024年11月13日発行号

１２月頃の着工、２５年１２月完成予定

マンションの買い取り再販や開発、不動産賃貸事業などの㈱カシムラホールディングス（福岡市中央区白金１丁目、樫村尚明社長）は、同区警固１丁目にテナントビルを建設する。今年１２月頃の着工、２０２５年１２月の完成を予定している。

名称は「（仮称）警固１丁目新築テナントビル」。場所は、国体道路の警固一丁目交差点から約５０ｍ入った上人橋通り沿い。敷地面積は約１４４㎡。壁式鉄筋コンクリート造り７階建て、延べ床面積は約６０６㎡。１階が１区画、２～７階が２区画となっているが、テナント側の要望次第では１区画利用も可能。最大入居可能数は１３テナント。１区画当たりの専有面積は２４㎡～４５㎡。新築テナントビルは７棟目。

同社は「壁式ＲＣ構造は、構造を梁や柱ではなく壁で支える仕組みの施工技術。室内の梁、柱が無い事で専有空間を無駄なく利用できる室内レイアウトが可能となる。主に重飲食等の店舗を想定しているが、事務所、アパレル等の業種も可能な仕様となる予定」と話している。

同社は２０１５年１１月設立。資本金５千万円。従業員２０人（グループ３７人）。２４年７月期売上高は３０億円。