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中央区西中洲にふぐの白子料理専門店  ふく処油山山荘


初年度売り上げ目標は1億円

懐石料理、ふぐ料理の㈱ふく処油山山荘(福岡市中央区西中洲、渡邉史社長)は6月7日、同区西中洲にふぐの白子料理専門店をオープンした。
顧客の利便性と接客の質の向上が狙い。店舗名は「西中洲油山山荘檸(ねい)」。場所は春吉橋西交差点北西側のATE西中洲2階。店舗面積は66㎡で、座席数はカウンター5席と個室(6席、10席)の計21席。料理は女将のお任せコース1~2万円で内容は白子スープ、ふぐのたたき、鰻と白子のミルフィーユ、白子パイ、ふく刺し、鮎の塩焼き、白子ムース、前澤牛のステーキ、トリュフのたまごかけご飯、デザートで季節によって変動する。想定客単価は2万円。初年度売り上げ目標は1億円。スタッフは5人。営業時間は午後6時から午前0時。カウンター以外は予約制。ほかにふぐ刺し、京手毬寿司などがセットになった宅配セット「ふく遊膳」(6500円)をはじめとする3種類の宅配セットを販売している。
渡邉社長は「これまで、時間の都合で出すことが出来なかった裏メニューを通常メニューとして提供するだけでなく料理の説明を含め、より一層丁寧な接客を心掛けたい」と話している。
渡邉社長は福岡市城南区出身。1972年11月16日生まれの47歳。筑紫女学園大学家政科卒。1972年創業のミシュラン2つ星の本店(同市城南区東油山)で25年間経験を積んだ。趣味は仕事。
同社は2009年8月設立。資本金200万円。従業員5人。2020年7月期売上高見込みは7千万円。

2020年7月21日発行