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中央区薬院1丁目に福岡支店を開設  ベストコンサル


6つの保険代理店を吸収合併

総合保険代理店業の㈱ベストコンサル(八女郡広川町、山下剛司社長)は4月10日、福岡市中央区薬院1丁目に福岡支店を開設した。
同社は4月までに県内にある6つの保険代理店(㈱エスト、㈲深川保険事務所、㈲一城、㈲ウィル保険、㈲福岡総合保険、江崎保険事務所)を吸収合併しており、これら6社の既存顧客フォローや、福岡都市圏での新規顧客開拓を目指し開設した。場所は、通称「城南線沿い」にあるオフィスビル「ZZZ–21」の2階。フロア面積は約135㎡。福岡支店には20人が勤務しているという。
同社は合併前で法人約1800社、個人約3万2千人の顧客を抱えているとし、全国21の保険代理店に与えられている東京海上日動社認定の最高ランク代理店「TOP QUALITY Ⅲ・ロイヤルエクセレント認定」に福岡県内で唯一選ばれている。
山下社長は「今後もお客様により一層品質の高いサービスを提供し、子会社の㈱ベストリンクマネジメントと連携し、『保険』の枠組みを超え『生活関連企業』へ事業拡大を目指す。保険代理店が統廃合や大型・効率化の波にさらされている中、当社の理念に共感した会社と合併できた。今後も複数の保険代理店が当社に加わることが決まっている」と話している。
同社は2006年11月設立。資本金1000万円。従業員は約60人。山下社長は八女郡広川町出身。1970年10月3日生まれの49歳。九州産業大学経済学部卒。93年東京海上日動火災の独立コース研修生として入社し、96年12月に前身のオフィスヤマシタを創業。

2020年5月19日発行