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中央区笹丘1丁目に本社移転 グリーンクロス


事務所面積は1・6倍の661㎡

工事現場向け安全機材販売の㈱グリーンクロス(福岡市中央区小笹5丁目、久保孝二社長)は11月4日、本社を福岡市中央区小笹5丁目から同区笹丘1丁目に移転した。
機能充実と働き方改革を進める一環。投資額は2億円。事務所面積は従来の約1・6倍となる661㎡。業務に合わせて活用できる多様なワークエリアを配し、カフェスペースなどを設けた。久保社長は「部署を超えたコミュニケーションを図るため、座席配置の見直しも実施した。引き続き働きやすい環境作りに取り組んでいく。創業の地である旧本社は今後の有効活用を模索していきたい」と話している。

山形市に営業所開設

また同社は10月1日、山形市桧町3丁目に山形営業所を開設した。東北地区4カ所目で同県初の拠点。
これまで隣接する福島、宮城の拠点からからスポットで対応してきたが、山形の企業からの要望と同県内における今後の公共工事の状況を考慮し、迅速でより良いサービスの提供を図る狙い。投資額は約8千万円。場所は桧葉の木公園東側。敷地面積1946㎡、建物は2階建てで延べ床面積1374㎡。駐車場台数15台。スタッフは千葉裕太朗所長以下15人。古庄克仁社長室長は「全国展開を目標とし、東北6県全てへの拠点整備および外部環境のニーズに的確に応えていくため、特に豊富な在庫、即納できる物流機能を図る。『なんでもそろうグリーンクロス』を合言葉に、現場資材から看板まであらゆる商品を販
売とレンタルを適切に使い分けた提案をしていく」と話している。
久保社長は長崎市出身。1971年2月1日生まれの49歳。大阪教育大学中退。趣味はゴルフ。
同社は1969年創業、71年7月設立。資本金6億9726万円。96年12月福岡証券取引所上場。2020年4月期売上高は169億9300万円。従業員648人(連結)。

2020年11月24日発行