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中央区春吉3丁目におでん居酒屋 カシムラHD


O・B・U Companyと業務提携

マンションの買い取り再販、不動産賃貸事業の㈱カシムラホールディングス(福岡市中央区白金1丁目、樫村尚明社長)は6月7日、中央区春吉3丁目に居酒屋をオープンした。
不動産事業でのラインナップ充実と新規事業の育成で成長を図る一環で、かねて構想していた飲食事業に参入した。1号店は「ふらっと立ち寄れるおでん居酒屋」をコンセプトに串焼きや焼き肉店などの飲食店を40店舗以上運営する㈱O・B・U Company(筑紫野市二日市中央4丁目、寺川欣吾社長)との業務提携による初出店。将来的には郊外や東京にも出店する方針。
場所は国体道路沿いの春吉交差点南側から73m。店舗面積は約100㎡で座席数は32席。メニューはおでんの盛り合わせ「どうあん盛り」1050円(税抜)やはかた地鶏1200円(同)など約100種類。ドリンクはジャパニーズクラフト650円(同)やビール580円(同)など約80種類。客単価は3500円を想定し、初年度売上高目標は1億円。スタッフは森脇将聖(まさきよ)店長含む15人。営業時間は午後5時~午前2時まで。
同社では「メインのおでんと焼き鳥に加え、ジャパニーズクラフトのお酒や日本ワインを豊富にそろえており、メイドインジャパンの『飲』と『食』を世界に伝えていく」と話している。
同社は2015年11月設立。資本金800万円。従業員数は7人。不動産事業を主力に一昨年から中古マンション1棟を購入した不動産賃貸事業に力を入れている。2019年7月期の売上高見込みは前期比15%増の11億円。

2019年7月2日発行