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中央区平尾1丁目に多目的貸スペース開設 ミヨシアセットマネジメント


2月1日

㈱三好不動産(福岡市中央区今川1丁目、三好修社長)のグループ会社でPM管理や不動産再生事業を手掛ける㈱ミヨシアセットマネジメント(福岡市中央区天神2丁目、笠清太社長)は2月1日、同区平尾1丁目に多目的貸スペースをオープンする。

三好不動産が昨年横浜市でスタートした貸会議室に続くシェアリング事業の第2弾。場所は薬院新川沿いの西鉄国際ビジネスカレッジ北隣、エスティメゾン薬院のテナント部分1、2階。名称は「YAKUIN URBAN SPACE(仮称)」で、面積は約82㎡、吹き抜けメゾネットタイプで収容は約30人(立食パーティーは約50人)。ミーティング、文化サークル、パーティー、料理教室、レセプション、社内研修などの用途を想定している。本格的なキッチン、カウンターなどを備えており、ケータリングサービスも利用可能。料金は午前10時から午後4時まで1時間5000円(土・日・祝日6000円)午後5時から午後11時までは5万円、終日(午前10時から午後11時)6万円。

同社では通常のテナントとは違う賃貸物件活用法としてとらえており「テナントは、賃貸住宅と違い滞納等のリスクが高く、入居時の審査基準も厳しくなりがちで、優良な入居者が見つからないこともある。また居抜き状態で設備等が残っているケースも多く、次の借り手が見つからないケースもある。そこで、残った設備等もそのまま生かし、時間貸で利用するという発想が生まれた。これは、新しい資産活用の一例として注目されつつあり、シェアリング時代に適したサービスとして今後の伸びが期待できる」と話している。

2018年1月23日発行