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中央区天神1丁目の商業施設に専用劇場 吉本興業福岡事務所


9月から公演開始

芸能プロダクション業の吉本興業㈱(大阪市中央区、大崎洋社長)の福岡事務所(福岡市博多区中洲5丁目、以下福岡吉本)は6月下旬、ファッションビル・天神ビブレ(同市中央区天神1丁目)の8階にあるホールを借り上げ、9月から専用劇場にする。
これまで福岡吉本では天神地区の商業施設・イムズを中心にホールをレンタルして定期公演を実施していたが、平日を中心に月3回ほどしか使用できない課題があり、常時開催できる拠点を探していた。ビブレのホールを借り上げることで名称を「よしもと天神ビブレホール」として運営する。ホール面積は200㎡で、座席数は110席。最大で250人収容できる。大規模な改修はせず、9月から講演を開始する。
福岡吉本はこれまで常設劇場を2ヵ所設けていたがいずれも閉館し、今回が3回目の専用劇場となる。新拠点ではお笑いライブのほか、所属芸人の稽古場として活動するという。同社は「多くの若者が集まる新拠点で、東京、大阪で活躍する大物芸人も交え、今まで以上に笑いを発信したい」と話している。

2018年7月18日発行