中央区天神１丁目に福岡オフィス開設　東京の青山綜合会計事務所

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地方人材の確保狙う

金融・不動産に特化した会計事務所の㈱青山綜合会計事務所（東京都港区虎ノ門、松澤和浩社長）は９月１日、福岡市中央区天神１丁目に福岡オフィスを開設した。

主力業務であるファンドアドミニストレーションサービスの拡充と顧客開拓を目的に、東京本社、シンガポール現地法人に次ぐ３拠点目として開設した。九州に拠点を設けることでアジアにおける取引の利便性向上と地方での人材確保、Ｉターン・Ｕターン人材の活用を目指す。場所は天神中央公園南側の「天神１２１ビル」１２階。事務所面積は約１２０㎡で、スタッフは９人。同社は「まずは東京で受託している証券化案件の会計業務のシェアからスタートし、今後福岡を中心に九州地区で証券化案件の受託とそれに伴うファンドアドミニストレーション業務をワンストップで提供する準備を整えたい。国際化が進む福岡に拠点を置き、地方の人材確保と仕事のシェアを進めることで働き方改革としての役割も期待している」と話している。

同社は１９９９年８月設立。資本金５１００万円。従業員数１５７人。

2017年10月11日発行