中央区天神に英会話スクール　東京のトライオン

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週刊経済2023年9月20日発行号

９月１日、九州初出店

英会話スクール「ＴＯＲＡＩＺ（トライズ）」を展開するトライオン㈱（東京都港区、三木雄信社長）は９月１日、福岡市中央区大名１丁目に九州初出店となる「ＴＯＲＡＩＺ福岡天神センター」を開設した。これまで東京、神奈川、愛知、大阪、沖縄、オンラインでスクールを展開しており、福岡天神センターは１２拠点目。
場所は「ラ・コルテ大名」２階のコワーキングスペース「ＣＲＥＡＴＩＶＥ ＲＯＯＭ ｆｕｋｕｏｋａ‐ｄａｉｍｙｏ」の一画。福岡市が２０２０年に、内閣府のスタートアップ・エコシステム拠点都市形成において「グローバル拠点都市」に選定されていることなどに着目し開設した。同所は託児スペースが一体となったコワーキングスペース・サテライトオフィスで、こうした施設へのセンター開設は同社初の試み。英語力を身に付けたい子育て世代の利用にも対応する。プログラムは、ゴールから逆算した学習設計と、個別のコーチング型のサポートを特徴としている。入会金は５万５千円（税込み）。料金はコースによって異なる。オープン記念キャンペーンとして、９月３０日までは入会金を無料とし、割引料金を適用。１年間でグローバルビジネスに必要な英語を話す力の目安として、イギリスの教育大手・ピアソン社が販売しているテスト「ＶＥＲＳＡＮＴ」の４７点相当を目指す「英語コーチング本科」は１２カ月一括で１２４万５２６０円（税込み）。
同社では「２０１５年の開校以来、約９千人が当社のプログラムを受講されている。引き続き全国展開を進め、グローバルな活躍ができる人材の育成を推進していきたい」と話している。
同社は２００６年１２月設立。資本金は１億６２５０万円。従業員数は９６人。