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中央区大手門2丁目に校舎移転  C&S音楽学院


6階建てビルを取得

音楽学校のC&S音楽学院(毛利直之学院長)は6月13日、福岡市城南区荒江3丁目から同市中央区大手門2丁目に校舎を移転した。
来年4月に学校法人を設立するにあたり、認定基準となる耐火構造のビルを取得し移転したもの。場所は「浜の町公園」西側。ビルはRC6階建てで延べ床面積は593㎡。1階がダンススタジオ、2階が事務所、図書室、保健室。3~5階がレッスンブース。6階が倉庫。毛利学院長は「来年で開校20周年。今後も生徒一人ひとりの個性を尊重し、可能性を最大限に引き出すとともに、社会に出たときに困難を乗り越えられる力を養っていく」と話している。
同校は高卒認定資格が取得できる音楽学校として2001年4月に開校。従業員6人。非常勤講師約15人。生徒数約60人。国語や数学などの一般授業のほか、ヴォーカル、バンド、作詞、作曲、ダンスなどの科目を設けている。同校出身の著名人には2006年に公開されたアニメ映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」とヒロインの声優でデビューした歌手の手嶌葵(てしま・あおい)さんがいる。
毛利学院長は田川市出身。1955年5月28日生まれの65歳。福岡大学法学部卒業後、外資系生命保険会社に3年勤務。その後、プロミュージシャンとして関東中心にライブ活動などを経て2001年4月に同校を開校。趣味は映画鑑賞、読書。

2020年8月4日発行