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中央区大名2丁目に11階建てオフィスビル 大名町ビル


週刊経済2023年11月7日発行号

総事業費約33億円

貸しビル業の㈲大名町ビル(福岡市中央区大名2丁目、船津知成社長)は総事業費約33億円をかけ、同町に11階建てオフィスビルを建設している。2024年1月完成予定。
従来所有していたビルを、新たに大規模なオフィスビルに建て替えるもの。場所は赤坂交差点東側、西鉄赤坂ビル向かい。名称は「大名町ビル」。敷地面積1241㎡。建物は鉄骨造りで、建築面積840㎡、延べ床面積7672㎡。1~10階はオフィス事務所で、11階は会議室1室を置く。オフィス面積は各フロア352~591㎡で、基本的にワンフロア貸しとする。駐車場は全台電気自動車充電対応のタワー式30台ほか、荷捌きスペース2台、駐輪場は平置き式12台、二段式34台、バイク用8台。個別空調で、必要換気量1人当たり毎時30㎥(建築基準法による値の1・5倍)を確保するほか、全エレベーターに非接触スイッチを採用している。入居開始時期は24年2月頃で、賃料は未定。船津社長は「地下鉄赤坂駅から徒歩1分と好立地かつ、さまざまな機能を搭載した次世代型のビル。業種を問わず、さまざまな企業に入居していただきたい」と話している。
船津社長は福岡市出身。1951年1月28日生まれの72歳。西南学院大学商学部商学科卒。趣味は中国語。
同社は1953年1月設立。資本金500万円。従業員数1人。決算期12月。