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中央区大名に高級料理店をFC出店 極東フーズコーポレーション 10月10日に


 飲食店経営の株式会社極東フーズコーポレーション(福岡市中央区高砂一丁目、粥川知美社長)は十月十日に新和風創作料理店を中央区大名にオープンした。
 同社は「新和風創作料理 無限大庵」のフランチャイザーである小林事務所(兵庫県川西市小戸二丁目、小林敬社長)が今年の四月二十八日にFC事業契約を締結、今回はその九州一号店となる。場所は国体道路沿いの中央児童会館向かい「サウスサイドテラス」四階、店舗面積は約二百十平方メートル。客席数は七十五席で、そのうち座敷の個室が三室、テーブル席の個室が四室。総投資額は八千万円、初年度売上見込みは一億五千万円、従業員数は七人、アルバイトは二十五人。
 客単価は昼が千五百円、夜は四千五百円を見込んでいる。和洋中二千種類のレシピを揃えており、三十代から五十代の女性を主要層に見据えている。

 東区香椎浜3丁目に11店舗目の「ミスタードーナツ」

 また同社は十一月下旬をめどに十一店舗目となる「ミスタードーナツ香椎浜店」のFC出店を予定している。
 出店場所は東区香椎浜三丁目、現在建設中の大型商業施設「イオン香椎浜ショッピングセンター」内。店舗面積は約百二十平方メートル、総投資額は五千万円、従業員は三人、アルバイトは三十人。初年度売上高は約一億円を見込んでいる。
 長坂愼一常務取締役は「無限大庵は、福岡進出に関しては天神に一号店をオープンすることが知名度の向上に効果的だと判断した。また、落ち着いた大人の空間で料理を楽しむことができ、接待などにも使える店 舗作りを目指した。ミスタードーナツについては、昨年安全性について問題が色々と提起されてきたが、安全、安心を心がけて展開を図りたい」と話している。
 福岡県下で「ミスタードーナツ」を博多区、中央区に各二店舗、東区、西区、城南区、南区、佐賀県唐津市に各一店舗の合計七店舗を展開、カフェの「シュシュカフェ」を南区、中央区、大分県に各一店舗の合計三店舗ずつ展開している。
 同社は一九五五年一月創業、一九八七年六月設立、資本金は二億円、従業員数は四十八人、アルバイトが三百人。売上高は十億円(二〇〇三年三月期)。
 粥川社長は名古屋市出身、一九三三年十月二十二日生まれの七十歳、 椙山女学院大学食物学部卒、趣味は食文化研究、茶道、伝統芸能。

2003.10.07 発行 週刊経済より