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中央区大名にカフェ兼用のアンテナショップ 熊本の肥後六華の會


熊本事業者の販路開拓へ

熊本の菊池市、合志市、高森町と同県内企業11社で構成し、女性起業家支援事業などを手掛ける(一社)肥後六華の會(熊本県合志市、内之段明子代表理事)は10月21日、福岡市中央区大名1丁目にカフェ兼用のアンテナショップをオープンした。

店名は「higoroccafe(ヒゴロッカカフェ)」。場所は国体通い沿いの商業ビル「サウスサイドテラス」2階で、フロア面積約135㎡。店内には物販コーナーも設け、加工食品や調味料を中心に約40種以上販売している。そのほか同団体のコンセプトでもある「熊本の輝く女性を応援」の一環として、同県内で女性が代表を務める法人が製造した加工食品の販路開拓先の場としての提供や、昨年の熊本地震の経験から商品開発された非常用保存水「5年保存水」など備蓄品を複数そろえている。また、カウンター6席と12席のイートインスペースを設け、カフェメニューとして熊本県産の食材を使用した甘酒スムージーや各種ドリンク(税抜き500円から)、フードメニューとして同県内の食材を使用したベーグルのプレートやカレー(いずれも税抜き850円)のメニュー2種を提供する。今後、物販の品を使用したメニュー開発をする計画。カウンター6席とテーブル12席を用意している。スタッッフは10人。営業時間は午前10時から午後8時まで。内之段代表理事は「20、30代の女性がターゲットだが、外国人観光客にも熊本をPRできるようにしたい。熊本の事業者が県内だけでなく福岡から外に発信できることに付加価値がある」と話している。

2017年10月31日発行