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中央区今泉2丁目に福岡営業所開設 鹿児島の山佐木材
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週刊経済2022年11月1日発行
事務員を1~2人採用予定
製材品および集成材の製造・加工を手掛ける山佐木材㈱(鹿児島県肝属郡肝付町前田、有馬宏美社長)は10月1日、福岡市中央区今泉2丁目に福岡営業所を開設した。
ゼネコンや大手設計会社に向け、施工方法や扱う樹種など自社製品の技術営業を強化するため。場所は福岡市地下鉄「薬院大通駅」北側、5階建てマンション「紙久ビル」4階。事務所面積は66㎡。スタッフは宇田光一郎所長含め2人体制で、事務員を1~2人採用する予定。
宇田所長は「東京や大阪からの案件も多く、首都圏のほか関西圏へのアクセスの良さから福岡営業所を開設した。ゆくゆくは支社に昇格できるよう木造建築のニーズを取り込みたい」と話している。
同社は1948年6月創業。1979年4月設立。資本金4千万円。決算期5月。従業員約120人。同社は集成材のほか、CLT(直交集成板)、大断面集成材を取り扱っており、設計相談から構造建て方(現場で主要な構造材を組み立てること)まで一貫して対応している。