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中央区今泉1丁目に障がい者向けグループホーム ten


賃貸マンション5室を利用し

保育施設の運営受託や開園支援サービス、訪問看護ステーション施設運営の㈱ten(福岡市中央区大名2丁目、西村淳社長)は12月1日、同区今泉1丁目に障がい者向けのグループホームを開設した。
今年5月から障がい者向け福祉事業に参入している一環。名称は「グループホームten今泉」。場所は「今泉公園」南側、3階建ての賃貸マンション「サンハイツ今泉」。tenが同マンションの2階と3階の計5室(内装はリノベーション工事済)を借り上げる。間取りは全て1K、広さは16・85㎡から17・04㎡となる。同社と提携している訪問看護ステーションのスタッフが入居者の体調不良や相談などに対応する24時間の電話応対サポートが特徴。一部のサポートは別途料金が生じる。1カ月の利用料金は、家賃代が3万6千円、1日あたりの食材料費代は朝食が400円、夕食が600円、1日あたりの水道光熱費代は300円、1日あたりの日用品代は100円。西村社長は「城南区での開設を計画中」と話している。
同社は2017年7月設立。資本金500万円。従業員190人(パート含)。決算期6月。2014年から余剰施設の有効活用における保育園事業を手がけており、開業計画段階での補助金申請手続きサポートから資金調達、土地探し、保育士の人材募集、運営までの開業支援サービスを提供している。

2020年12月1日発行