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中央児童会館等建替え施設を4月1日オープン  西日本鉄道    名称は「西鉄天神CLASS」に


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は、現在進めている中央区今泉1丁目の福岡市立中央児童会館等建替え整備事業の複合施設名称を「西鉄天神CLASS(クラス)」に決定、4月1日にグランドオープンする。
 同施設での体験を通じて「大人も子供も遊べる、学べる場所」という特性から、施設名のコンセプトを「新しいスタイルの教室・学校」=CLASSとした。学びの体験イベントなど、中央児童会館と民間テナントのシナジー効果で、同事業のコンセプトである「まちの賑わい・交流の場の創出」を実現していくという。
 場所は国体通り沿いにある衣料品専門店「ブルックスブラーザーズ福岡店」などの裏手。敷地面積は1127平方m。建物は鉄骨造り地上8階建てで、延べ床面積は5255平方m。1、2階に大型雑貨専門店「ソニーストア福岡天神」、1階にカフェ併設のチョコレート専門店「green bean to BAR CHOCOLATE」、3階が最新デジタル工作機器で多様なモノづくりを体験できる「TECH PARK」(運営・株式会社Groovenauts)、4階が福岡市 NPO・ボランティア交流センター「あすみん」、5~8階が福岡市立中央児童会館「あいくる」が入居する。
 同事業は福岡市とPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ:官民協働)の手法である「定期借地・賃借入居方式」により実施。西鉄は100%出資子会社の福岡中央児童会館等建替え整備事業株式会社を設立し、総事業費約13億円を投じて建て替えている。