NEWS

中国連結子会社の全出資持分を譲渡 大石産業


譲渡価額は約1億3300万円

産業用包装資材製造の大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、大久保則夫社長)は8月30日、連結子会社の大連大石包装有限公司(中国・遼寧省大連市、久継雅夫董事長)の全出資持分譲渡を決議した。

大連大石包装有限公司は2002年6月に同社の独資で設立。資本金240万米ドル、16年12月期売上高は5600万円。パルプモウルド包装材の製造販売を展開してきたが、今後の海外戦略の一環で選択と集中の観点から譲渡に至った。譲渡先は自動車部品の販売、マーケティングなどを手掛ける三葉電機(香港)有限公司(香港、多田巧董事長)。現地政府機関の許認可を取得後、9月中の実行を予定している。譲渡価額は約1億3300万円(予定)。同社では「現時点では特別損失計上の可能性があるが、影響は軽微であり連結業績予想に変更はない」と話している。

2017年9月12日発行