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中国国内向け携帯電話コンテンツ配信事業を開始   エイタロウソフト   システムソフト・アルファーと提携


 携帯電話向け3Dソフトウェア開発の株式会社エイタロウソフト(福岡市博多区住吉二丁目、西島栄太郎社長)は〇四年十二月、ゲーム制作会社システムソフト・アルファー株式会社(東京都渋谷区、高橋征克社長)と中華人民共和国(以下「中国」)での携帯電話向けコンテンツ配信事業で提携した。
 これは同社が3DCG技術提供を中心に、現地企業との提携関係を構築しており、携帯コンテンツ配信の分野でノウハウを蓄積しているもので、同契約により同社は、システムソフト・アルファー株式会社が保有するコンテンツの使用許諾を受け、現地戦略パートナーを通じて「大戦略シリーズ」「マスターオブモンスターズシリーズ」「ティル・ナ・ノーグシリーズ」「新・銀河」の携帯コンテンツを順次提供していく。同社では「中国の携帯電話市場は、中国沿岸の都市等では、携帯電話の所有者は九七%となり、特に中高所得者層では一〇〇%近い普及率となっており、今後コンテンツ市場の利用も進むと考えられる。今回の提携で中国携帯コンテンツ市場において成長と拡大を目指す」と話している。
 同社は二〇〇二年年一月設立、資本金二千万円。
 西島社長は、一九七二年九月生まれの三十二歳、熊本市出身、福岡東海短期大学卒業、福岡市のソフトハウスに務めたのち、独立して同社を設立、〇四年六月に東京都中央区に支店を開設した。

2005.1.18 発行 週刊経済より