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中国上海市の日系企業に約3,400万円出資 日本タングステン 出資比率は19.35%
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タングステン、モリブデン製品など製造の日本タングステン株式会社(福岡市博多区美野島1丁目、吉田省三社長)は中国上海市の日系企業・上海三義精密模具有限公司(一瀬慎一社長)に約3,400万円(30万ドル)を出資する。出資比率は19.35%で、出資期日は11月末。
同社は衛生用品製造用の超硬合金製ダイカッターを製造し、国内外で販売していたが、衛生用品の国内メーカーの中国進出に伴い、現地でのニーズが高まっているため、加工技術、設備能力を持つ現地企業に出資するもの。顧客密着のサービスが提供できる体制を強化し、再研磨品の性能向上、新規製品の拡販など中国でのダイカッター事業全般の拡大を図っていく。
上海三義精密模具有限公司は1995年10月設立。従業員は70人。精密金型やプレス部品、半導体製造設備などを製造している。
同社は1931年4月創業、32年設立。資本金は25億950万円。従業員は487人(04年3月末)。
吉田社長は福岡市出身。1943年4月20日生まれの62歳。慶応義塾大学法学部卒。趣味はゴルフ、麻雀。