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中国上海から北九州市へ教育旅行を誘致 西日本シティ銀行


北九州市などと連携し

㈱西日本フィナンシャルホールディングス(FH)傘下の㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は1月24日、北九州市などと連携し進める同市における訪日教育旅行誘致活動において、中国上海市からの誘致が実現したと発表した。

西日本FHでは19年度までの中期経営計画において、「地域まるごとサポート」の一環として観光を軸とした地域活性化策の展開を掲げており、北九州市や公益財団法人北九州観光コンベンション協会、北九州商工会議所と連携し、北九州市における訪日教育旅行誘致への取り組みを進めていた。今回誘致したのは1954年創立の中高一貫公立校(4・3年制で、日本の中学・高校に相当)、上海市甘泉外国語中学。同校は72年に日本語教育を開始し、上海市で唯一、日本語を第一外国語とする。今回は学校交流、各種体験、観光など教育旅行が目的で、参加者は生徒と教員約40人。2月1日に、北九州工業高等専門学校(学校交流、ロボット製作体験)や安川電機(技術見学)、小倉城・小倉城庭園(歴史見学、茶道体験)、漫画ミュージアム(文化見学)を訪問するほか、大分県別府市などに訪問した。同行では、「今後も北九州市などが持つ観光関連ソリューションと、西日本FHグループ各社の持つ国内外の広域なネットワークを生かし、訪日教育旅行誘致を通じて地域経済の活性化を目指していきたい」と話している。

2018年2月6日発行