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中国・黒竜江省に物流センター  大連山九    延べ床面積は3500平方m


 総合物流大手の山九株式会社(本社東京都、本店・北九州市門司区港町、中村公大社長)の子会社で、中国・大連の現地法人・大連山九国際物流有限公司(小川晋総経理)は1月1日、黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市に物流センターを開設した。
 自動車産業や医薬・食品加工企業などが進出する平房開発区に位置し、現地社員を管理監督職として常駐させる予定。名称は「ハルビン物流センター」で延べ床面積は3500平方m。主に自動車部品関連を取り扱う。同社は「今回の開設で、中国東北三省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)を結ぶネットワークの構築が完成した。これにより同地域における国内配送・幹線輸送業務の増強に加え、大連港をゲートウェイとする第三国向けの輸出入業務への対応が可能になる」と話している。
 大連山九国際物流有限公司は1993年4月設立、従業員100人(うち日本人3人)。
 山九は1918年10月北九州市門司区で設立。資本金286億1900万円。2016年3月期の単体売上高は3434億4900万円。従業員1万1151人(単体、2016年3月)。