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中国・深圳市にオフィス開設 コーホー部


VR事業で活用

広告制作・動画制作などの㈱コーホー部(福岡市中央区天神2丁目、大仁田英貴社長)は1月1日、中国・深圳市にオフィスを開設した。
同社では昨年8月から新規事業としてVR用コンテンツ制作事業を開始しており、VRの利用が進む中国で情報収集や新規市場開拓を図る。場所は深圳市・華強北のシェアオフィス内。日本からスタッフが出張して対応する。また、中国人ビジネスパートナーと協力体制を構築しており、VR機材の開発や中国企業向けのVR制作のコーディネートを進めていく方針。同社によると、時間や場所を問わずに体験できるVRは、ゲームなどのエンタメ分野だけでなく、不動産の内覧や企業紹介に活用するなどビジネス利用の拡大が期待されているという。同社は「中国ではゲームやエンタメ分野でのVR活用は盛んだったが、医療・福祉分野での活用などはまだ進んでいない印象を受けた。日本国内で制作が進むVRのコンテンツを中国企業にも提案していきたい」と話している。
同社は2017年1月設立。資本金300万円。従業員数3人。

2019年1月16日発行