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中国・成都博物院と学術交流協定  九州国立博物館    8月25日、協定9例目


 九州国立博物館(太宰府市石坂)は8月25日、中国・四川省の成都博物院と学術交流協定を締結した。
 アジア諸国との文化交流を推進する拠点としての役割を持つ同博物館は、これまでにも中国、韓国、タイ、ベトナムなどの施設と学術交流協定を結んでおり、今回で9例目。成都博物館とは2013年から施設間の交流を始めており、成都市博物館の新館建設の際には、九州国立博物館の運営ノウハウを取り入れている。今後は、海外の博物館等との共同研究、研究者の派遣・受け入れ、研究成果や情報の交換等の事業に取り組んでいく。
 成都博物院は、1958年9月に設立された成都市博物館を母体に、成都市博物館・金沙遺跡博物館・成都文物保存中心・成都文物考古研究所などの組織で構成される。