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中国・上海に9月下旬にレストラン出店 ピエトロ 合弁で現地子会社設立


 ドレッシング製造やレストラン事業を展開する株式会社ピエトロ(福岡市中央区天神三丁目、村田邦彦社長)は八月一日、中国・上海市に子会社を設立し、九月下旬にパスタなどのレストランを出店すると発表した。
 経済成長が著しい上海は外食需要が大きく、SARS(重症急性呼吸器症候群)の影響も沈静化したと判断した。すでに米国・ハワイに直営で一店舗、韓国にフランチャイズで六店舗を展開しているが、中国へは初めての出店。八月中旬に同社が九九%出資して現地コンサルティング会社の上海仁智商務咨詢有限公司と合弁で現地子会社を設立。一号店の 年間売上高は約二億円強を見込んでいる。
 子会社の商号は「上海皮艾特W(シャンハイピエトロ)餐飲有限公司」。資本金は七十万ドル(約八千四百万円)。本社所在地は上海市淮海中路六二七‐六四一号。社長は村田社長が兼務する。従業員は二十五人を予定している。
 子会社設立後の二〇〇四年三月期の連結業績の見通しは売上高が百億七千万円(うち子会社設立による影響見込み額六千七百万円)、営業利益が八億六千三百万円(同八百万円)、経常利益が七億六千九百万円(同八百万円)、当期純利益が三億四千九百万円(同五百万円)としている。

2003.08.20 発行 週刊経済より