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中国ハイアールのグループ企業と合弁会社 プラッツ


週刊経済2024年4月24日発行号

中国国内で5月中の設立目指す

介護用ベッド、ベッド周辺機器メーカーの㈱プラッツ(大野城市仲畑2丁目、河内谷忠弘社長)は4月9日、中国の電気機器メーカー・ハイアールグループのグループ企業で、家電向けAIシステム、アプリの開発および製造販売を手掛ける青島海尔家庭人工智能産業創新中心有限公司(中国山東省青島市、周兆林法定代表者)と業務提携および合弁契約を締結。5月中に中国国内で合弁会社を設立し、6月中の事業開始を目指す。
同社は2015年に連結子会社・富若慈(上海)貿易有限公司を設立し、現地で医療介護用電動ベッド事業を展開。ハイアールのシニア健康事業の一分野である睡眠関連分野について、ハイアールグループが有する研究開発、製造販売などのプラットフォームを生かした合弁事業および戦略提携となる。同社は医療介護用電動ベッドと周辺機器における技術協力を中心に取り組み、中国市場のさらなる強化を図っていく考え。社名は「海尔福康科技有限任公司」で、資本金は5千万元。所在地と代表者は未定。決算期は12月。出資比率は青島海尔家庭人工智能産業創新中心有限公司が66%、同社が34%。
同社は1992年7月設立。資本金5億8205万円。2023年6月期売上高は63億1200万円。従業員110人(連結)。
青島海尔家庭人工智能産業創新中心有限公司は2021年4月設立。資本金1億元。