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中国の3D映画製作配給会社と業務提携 アイフリーク モバイル VR技術の蓄積、習得図る
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モバイルコンテンツ事業の株式会社アイフリーク モバイル(福岡市博多区博多駅前3丁目、上原彩美社長)は11月14日、3D映画製作・配給を手掛ける蘇州米粒影視文化伝播有限公司(中国上海市、張青法定代表人、Mili Pictures社=以下MP社)と業務提携した。
デコメ、スタンプ、絵本などのデジタルコンテンツ事業の発展と新たな事業創出が狙い。現在展開しているデジタルコンテンツ(2D)の配信に加え、仮想現実空間(VR)、拡張現実空間(AR)に代表される「three-dimensional」、「three dimensions」といった3Dでの物体構造表現が可能になる。VR/3D技術の蓄積と習得、集客効果の向上および事業拡大を図る。主な合意事項は、(1)MP社はアイフリークモバイルに対し、VR商品と技術を提供。また、アイフリークモバイルはMP社の日本の市場開拓・日本進出のサポートをするため、日本国内の提携パートナーおよびVR技術の紹介窓口となり、日本市場への展開に協力する。(2)中国国内では日本のアニメ、漫画をはじめとした日本のキャラクターなどのIP(知的財産)に高い需要があるため、アイフリークモバイルが保有する質の高いIPを提供し、MP社が開発するVRゲームや映画などが日本市場に進出する場合、それにかかる3Dモデル製作や日本語翻訳などについてサポートする。同社では「双方協力のもと、VR関係技術の向上とコンテンツの充実、日中両国におけるVR産業の発展を目指す」と話している。
同社は2000年6月設立。資本金6億5431万円。2016年3月期売上高は6億2000万円。従業員50人。蘇州米粒影視文化伝播有限公司は2012年5月設立。資本金1541万6500人民元。