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中国のロボットコンテスト日本地区戦を初開催 ニワカソフト


ドローン最大手が運営の団体と提携

SEOマーケティング、IoT事業のニワカソフト㈱(福岡市中央区清川1丁目、古賀聡社長)は来年3月、中国で開催されているロボットコンテスト「RoboMaster」の日本地区戦を初開催する。
「RoboMaster(ロボマスター)」は学生エンジニアを中心としたチームがオリジナル設計のロボットからボールを発射して対戦させるもので、昨年は世界各国から200チーム、約1万人のエンジニアが参加した。同大会の日本地区戦開催を目的に、6月26日に中国のドローン製造最大手DJI社が運営するRoboMaster委員会(中国・深圳市)と業務提携し、二者共同でRoboMaster日本委員会を設立。関連イベントの企画・運営やエンジニアの育成などに取り組む。同社で結成したチームが昨年同大会に日本チームとしては初めて出場しベスト16進出の成績を残したことから、経験やノウハウを生かし、日本から「RoboMaster2020」に出場するチームの輩出を目指していく。8月末にサマーキャンプ、11月末にウィンターキャンプを実施して勉強会や模擬試合をし、来年3月に日本地区戦を北九州市で開催予定。現在キャンプには全国の大学生や高専生などで構成される8チームが参加を希望している。同社は「先端技術で競い合う大会を通じて学生たちが活躍できる場を用意し、世界で活躍できる若手エンジニアの育成を目指していきたい」と話している。
同社は2012年9月設立。資本金500万円。従業員数20人。

2019年7月17日発行