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中国で開催のロボット競技国際大会に出場決定 ニワカソフト


日本チームの参加は初めて

SEO・マーケティング、EC事業のニワカソフト㈱(福岡市中央区清川1丁目、古賀聡社長)のロボットチームは、来年7月から8月にかけて中国・広東省深圳で開催されるロボット競技の国際大会に出場する。日本チームの参加は初めてで、10月1日からチームの公式ウェブサイトを開設し、活動状況の公表を開始した。

同社は今年7月に博多区博多駅前3丁目にロボット開発のためのラボを開設。学生やエンジニアたちで構成した開発チームを設置して開発や改良に取り組みながら大会出場の交渉を進め、招待チームとして出場が決定した。ロボット競技の国際大会「ロボマスターズ」は、中国のドローン製造最大手DJI社が開催する大会で、参加者はオリジナル設計のロボットを操縦して対戦する。昨年は6カ国から216チームが参加した。試合はインターネット配信され、1300万人がライブ視聴し、大会をモデルにしたアニメが放送されるなど中国では人気を博している。

同社は「試合をするだけでなく、日本国内におけるロボット分野の教育を充実させていきたい狙いがある。エンジニアや学生を積極的に支援し、福岡のIT分野を盛り上げていきたい」と話している。

同社は2012年9月設立。資本金500万円。従業員数17人。

2017年11月14日発行