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中国で製造請負事業を開始 ワールドホールディングス 10月に現地企業と合弁会社
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総合人材ビジネス業の株式会社ワールドホールディングス(福岡本社・福岡市博多区博多駅前2丁目、伊井田栄吉会長兼社長)は、子会社のワールドインテック上海とともに中国の人材サービス企業ENGMA社と現地合弁会社を設立。製造請負業を開始する。合弁会社設立は10月10日予定。
日本国内の人材派遣業会社として中国の企業と製造請負を目的にした合弁会社設立は初めてという。ENGMA社は江蘇省蘇州市に本社を置き、資本金は1千万元(約1億6000万円)。人事派遣、製造請負、金融アウトソーシングなどを中心に約2万7000人の人材を派遣する企業。年商は約8億元(約130億円)。合弁会社はENGMA社が51%、ワールドホールディングスが25%、ワールドインテック上海が24%を出資する。今後、蘇州、常州、上海といった5つのエリアで約2000社の日系企業を対象に営業展開していく。また、設立6年後をめどに中国市場上場を目指す。
中国では今年3月1日の「労務派遣暫定規定」の発行で、2016年3月までに使用派遣社員の割合を使用労働者総数の10%以下にしなければならず、その際に、請負化による外注化が注目されているという。