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中国、瀋陽市に新事務所開設   インテリジェントレーベル   9月、新たに対中ビジネスを始動


 IT関連事業のインテリジェントレーベル株式会社(早良区百道浜2丁目、崎田昌樹社長)は9月15日、中華人民共和国、遼寧省、瀋陽市にIT技術を駆使した人的ビジネス交流、それに関連する対中ビジネスを目的とした事務所を開設した。国際的なIT技術を駆使した貿易、人材ビジネスを開始する。
 これは、アジア諸国との企業間取引をインターネットビジネスとして本格展開することで、現在直面する次世代の労働者不足や、知的財産工業財産の有効活用、製品開発におけるコストパフォーマンスなどの問題を間接的に支援するもの。主な事業内容は中国に関する投資・労務・医療・教育・留学・文化活動に関するコンサルティング業務や、通訳ならびに翻訳、海外取引に準ずる国内取引に関する文書の作成業務、学校、カルチャーセンター、飲食店などの経営、物品の輸出入および販売となっている。名称は「インテリジェントレーベル瀋陽事務所」でスタッフは董建偉主宰代表ほか6人体制となる。崎田社長は「インターネットビジネスにおいてサイト戦略のみのサービスには限界がある。今後、アジアの玄関口という福岡の立地を生かし、国際的な総合コンサルティング会社を目指す」と話している。

 新取締役に亀岡氏、東氏が就任

 また、同社では9月16日の臨時株主総会で新たに亀岡徹次前亀岡社中株式会社代表取締役と東 立(ひがし・りつ)前有限会社東方国際交流センター代表取締役が取締役に就任した。
 これは今回の対中ビジネス参入に伴い、2氏が専門とする海外向けの流通、人材ビジネスなど各種ノウハウを通じて、本格的な中国へのマーケット販路の拡大および中国に限らずグローバルな事業展開を促進するのがねらい。
 亀岡氏は大阪府出身。1967年3月3日生まれの38歳。九州電子計算機専門学校 情報処理科卒。91年から輸入舶来雑貨、化粧品卸業の亀岡社中の代表取締役を勤め、02年退任後、東京へ就学、今年9月同社取締役となる。
 東氏は鹿児島県出身。1973年3月6日生まれの32歳。中国の国立中国医科大学卒。98年中国ビジネスのコンサルタント業務を展開する佐賀市本社の有限会社東方国際交流センターを設立、中国事務所、東京事務所を構え、今年9月、同社取締役に就任。
 同社の役員は以下の通り
 ▼代表取締役社長 崎田昌樹▼取締役 古賀直記 (亀岡社中代表取締役)亀岡徹次 (東方国際交流センター代表取締役)東立 中村雄治▼常勤監査役 堀本一夫
 同社は1995年10月設立、資本金1億4,970万円、04年3月期の売上高は3億2,619万円。従業員数35名。
 崎田昌樹社長は鹿児島県出身。1971年6月4日生まれの33歳。鹿児島県立松陽高校卒。趣味は音楽、読書。