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中古家電のレンタル・販売事業をスタート 三好不動産


入居者に提案

賃貸・売買仲介・管理の地場大手㈱三好不動産(福岡市中央区今川1丁目、三好修社長)は10月1日から、賃貸入居者を対象に中古家電のレンタル・販売事業を開始した。
名称は「リユース生活」。住み替えの際に、まだ使える家電を粗大ごみとして処分するケースもある現状に対応し、「エコ」と「経済性」の両面から中古品の有効活用を図る目的。ジャック引越センター(㈱ジャック、福岡市城南区樋井川6丁目、平岡良成社長)と業務提携し、仕入、保管、メンテナンス、配送、設置、保証、修理・交換を委託する。また同事業を始めるにあたって古物商の免許も取得し、ソリューション事業部が業務を担当する。取り扱う家電は冷蔵庫、洗濯機、電子レンジの「3点セット」で、販売価格は有名メーカー製で製造10年以内は3万6000円、メーカー年式不問は2万7000円、レンタルは3000円/月(照明を加えると3500円、いずれも税別)となっている。同社では新規入居者のほか、寮やマンスリーション、簡易宿所への提案を予定している。これに関連して今後、不要品の買取り、生前相続と絡めた遺品整理、地域のバザー、海外・学校への寄付、中古品店の展開、シェア事業などの展開も想定している。

2019年10月8日発行