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世界遺産保存応援私募債の取り扱い開始 西日本シティ銀行


発行金額の0・2%を保護活動に寄付

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は10月1日、世界遺産保存応援私募債「九州ヒストリー」の取り扱いを開始した。
同私募債は九州内の世界遺産群の保存活動を支援する目的で、発行金額の0・2%を同行が寄付する社債。寄付対象となるのは、各自治体から要請された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(同保存活用協議会)、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産群(長崎県)、屋久島(公益財団法人屋久島環境文化財団)、三池炭鉱関連遺産(大牟田市)、三重津海軍所跡(佐賀市)、端島炭坑(長崎市)の6つの遺産群(カッコ内は寄付先)。対象企業は世界遺産保護活動に地域企業として賛同し、同行所定の基準を満たした企業。発行金額は3000万円以上(1000万円単位)で、期間は2年以上5年以内。償還方法は満期一括償還もしくは6カ月毎の定時償還。取扱店は全店。発行企業は、同行ホームページ上のニュースリリースで紹介するほか、寄贈先の対象遺産群をモチーフとした記念盾を贈呈する。また、寄付先のホームページなどで紹介されるとともに、感謝状や御礼状が贈呈される予定。

2018年10月16日発行