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世界小児外科学会連合の特別功労賞を受賞 福岡学園の水田理事長 小児外科医学の充実・発展で
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福岡歯科大学や同医科歯科総合病院などを運営する学校法人福岡学園(福岡市早良区田村2丁目)の水田祥代理事長は、このほど世界小児外科学会連合(本部・アメリカ合衆国)の「The Lifetime Achievement Awards(特別功労賞)」を受賞した。
同賞は小児外科医学の進歩・発展に貢献した個人へ贈られるもの。長年小児外科医学の臨床・研究に取り組み、数々の顕著な業績を挙げるとともに、国内外で小児外科医学の充実・発展に寄与した功績が評価された。水田理事長は大分県出身。1942年3月16日生まれの74歳。九州大学医学部卒。大学院生の26歳時にイギリスに留学。帰国後は大学院に戻り小児外科医に。1974年医学博士号取得。九州大学医学部講師、福岡市立こども病院・感染症センター小児外科部長、九州大学医学部小児外科学講座教授を経て、2004年4月同大学病院長。小児医療センターや救命救急センターなどの設立にも尽力した。2008年10月には女性初の九州大学理事・副学長に就任。財務や国際関係を担当し、同大学における男女共同参画も推進した。2010年8月、学校法人福岡学園(旧福岡歯科学園)理事・評議員に就任し、11年から同法人常務理事。15年3月から理事長を務めている。