不動産賃貸仲介のオンライン営業を開始　アンサー倶楽部

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週刊経済2021年8月3日発行

将来的な完全無人店舗の出店も視野に

総合不動産業の㈱アンサー倶楽部（北九州市小倉北区浅野２丁目、三谷俊介社長）は７月１日、不動産賃貸仲介のオンライン営業を開始した。
不動産賃貸仲介、資産運用などを手掛ける㈱日本エイジェント（愛媛県松山市、乃万恭一社長）が展開する、不動産のオンライン接客ツール「スタッフレスＰＬＵＳ」を導入。顧客の反響を受けて各店舗に送客する仕組みで、まずは小倉店（小倉北区浅野２丁目）に接客用のタブレットを設置し、「スタッフレス有人融合店舗」として可能性を探っていく。これに伴い、賃貸係の松村亜樹チーフと新卒社員５人で構成する「オンライン営業専門チーム」を発足。将来的な完全無人店舗の出店も見据え、体制構築に力を注ぐ方針という。前田啓美常務は「作業効率を上げて生産性を高める狙い。接客はもちろん自動追客や物件のオンライン見学など、あらゆる面で有効だと考えている」と話している。
三谷社長は北九州市小倉北区出身。１９６３年９月２０日生まれの５７歳。常磐高校卒。趣味はゴルフ。
同社は２０１６年６月設立。資本金１億円。従業員１３０人（グループ）。２０年６月期売上高は１４億５千万円（同）。