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不動産若手営業担当者向け情報発信を開始 アスパートナー


週刊経済2023年6月6日発行号

名称は「不動産営業の教科書」

不動産コンサルティングなどの㈱アスパートナー(福岡市中央区高砂1丁目、井口忠二社長)は5月8日、不動産若手営業担当者向けの情報コンテンツ発信を本格開始した。
これまで大手不動産仲介会社などにおける法人研修の受託やオンラインセミナーで講義などをしてきた不動産教育事業の一環。若手営業担当者向けに、不動産売買や賃貸仲介・管理の現場で役立つ情報をユーチューブやツイッターなどで発信する。名称は「不動産営業の教科書」で、ユーチューブでは現在、現地案内からクロージングまでの注意点や売却希望の顧客へのヒアリング方法などといったさまざまなテーマの動画を複数公開しており、今後、毎月約10本ペースで投稿していく。これにより、法人研修のさらなる受託増やパーソナル指導のニーズなどを引き出す狙い。井口社長は「上下関係のある職場で質問しにくい、何を聞けばいいか分からないなどの課題がある若手営業担当者に対して、現場で実践できるプラスアルファの情報を届けたい」と話している。
同社は2017年6月設立。資本金1千万円。今年2月には福岡県社会保険労務士会と西日本新聞社が開催した、働き方改革に取り組む企業を表彰する「福岡ワークスタイルカンファレンス」でグランプリを受賞した。従業員数は7人。