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不動産管理社向け情報管理サービスを刷新 シード・コーポレーション
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入電、出動状況分析機能を強化
物件入居者への24時間緊急駆け付けサービスを展開する㈱シード・コーポレーション(福岡市中央区薬院3丁目、鈴木順子社長)は11月17日、不動産管理会社向けに入居者のトラブル情報を一括管理するウェブシステム「でんワンSYSTEM」を刷新した。
同社商品を導入する管理会社に向けたサービスの充実を図るもので、物件入居者からの入電や出動内容をリアルタイムに報告する「でんワンSYSTEM」の機能を拡充し、不動産会社の新規管理物件の獲得ツールとしての活用を促す。同サービスは、水漏れや鍵の紛失などの住まいのトラブルに対応するコールセンターへの入電記録や、修理業者出動後の報告を閲覧できるほか、関係情報を一元管理できるのが特徴で、各社に付与したIDを入力後、閲覧ができる。
今回強化された機能は、過去の入電、出動状況を分析し、物件ごとの問い合わせ記録をグラフなどで可視化し、エクセルやCSVで出力できる機能。かねてより公開していた機能をより分かり易く、視覚的に見易く提供。さらに、会員制サービスの更新対象者の情報掲載、同社サービスのパンフレットや申込書などのツール発注、ゴールデンウイークや年末年始など各社の定休日を入力できる長期休業設定を追加した。鈴木社長は「今後は不動産テックの潮流に合わせて、同サービス上で電子契約できる機能追加を予定している」と話す。
同社は2007年4月設立。資本金1200万円。従業員56人。賃貸入居者に対し、24時間緊急駆け付けサービスに健康相談や介護など18項目の生活相談や生活便利サービス、そのほか各種補助金制度から構成される「くらしーど24」などを全国3500社3800店の不動産仲介、管理会社を代理店として販売している。鈴木社長は福岡市出身。1978年12月1日生まれの40歳。九州産業大学卒。趣味はマリンスポーツ、スノーボード、ゴルフ。
2019年11月25日発行