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不動産管理会社と提携し豪雨被災者に住宅提供 駅前不動産ホールディングス
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家賃は最大で半年無料
総合不動産業の㈱駅前不動産ホールディングス(久留米市東櫛原町、嶋田聖社長)が取り組む九州北部豪雨の被災者支援で、新たに不動産管理会社と提携した取り組みを7月17日から開始している。
最初の取り組みとして7月10日から、九州各県のマンション所有者らでつくる任意団体「九州大家の会」(福岡市、小場三代会長)と連携し、同団体の会員オーナーが所有する物件の提供を受け付けていた。今回はそれに続く取り組み。
新たに提携するのは、低価格帯の賃貸マンション「ビレッジハウス」を管理するレジデンシャル・サービス・ジャパン㈱(東京都港区、東博章社長)。現在福岡県内で5064戸展開し、そのうち朝倉市内で310戸、うきは市で60戸、久留米市で160戸、佐賀県鳥栖市で60戸管理している。間取りは2DKと3DKの2種類で、同地区内の空室物件を被災者に無償で提供するもの。駅前不動産ホールディングスが窓口となって被災者からの問い合わせを受け、空き物件の情報を随時伝えていく。
仲介手数料、敷金礼金無料で、家賃は最大で半年間無料とする。福岡、大分両県で被災したことを条件に、後日罹災(りさい)証明書の提出が必要となる。問い合わせは被災者用専用窓口(080‐3368‐5493)まで。
2017年8月1日発行