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不動産活用サポートする新事業  ベステイト


都内にカフェオープン

ホテル運営の㈱ベステイト(福岡市博多区東比恵1丁目、石橋拓馬社長)は、不動産活用をサポートする新事業を開始した。
ホテル運営を手がけて、新規ホテル開業にも携わってきた経験を生かし、遊休不動産の活用を企画・提案・コンサルティングから管理・運営までサポートしていくもので、ブランド名は「rebon(レボン)」。第一弾として7月11日に、東京都台東区下谷に元銭湯の物件を活用したカフェ「レボン快哉湯(かいさいゆ)」をオープンした。建築設計会社と協力して築90年以上の物件の一角を、地域住民や旅行者がターゲットのカフェにし、カフェは同社が運営、店内で焙煎したコーヒーと自家製アイスクリームのセットなどを販売する。店舗面積は46㎡で、座席数は16席。カフェで取り扱うコーヒー豆は今後、卸やホテル事業でのアメニティとしての利用なども検討しており、既存事業との相乗効果創出も図っていく。石橋社長は「ホテル事業でオペレーション面を得意としている強みを生かし、建築会社などと協力しながら不動産活用でまちの魅力発信に努める。福岡でも今後展開していきたいと考えており、建物の歴史やオーナーの思いを次世代に残せるような提案をしていきたい」と話している。
同社は2017年3月設立。資本金100万円。従業員数20人(アルバイト含む)。

2020年7月28日発行