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不動産業向け案件型販売管理システムを発売  ネオス    初年度導入目標は12件


 システム開発、パッケージソフト販売の株式会社ネオス(福岡市中央区大名1丁目、野口健二社長)は9月1日、不動産業向けの案件型販売管理システムを発売する。
 従来、営業管理や実行予算など、各部門で別々に情報管理していたものを一元管理できるようにした。案件発生から顧客の受発注管理までノンストップで対応できるのが特徴。ターゲットはハウスメーカーやデベロッパー、リフォーム会社、マンション管理会社など。不動産業におけるさまざまな案件に対してヒアリングを行い、商談履歴、営業日報、見積管理、契約管理、実行予算、顧客管理、受発注管理などの中から、クライアントの必要性に応じたシステムを組みあわせて提供する。
 導入側は一元化による社内での情報共有や、複数業務の連動で、業務の効率化を図れるなどのメリットがある。導入平均価格は2百万円~で、初年度の導入目標は12社。当面は直販で展開し、将来的には代理店販売を視野に入れているという。半年前からプレ販売を開始しており、現在6社の導入実績がある。
 パッケージソリューション課の福添広大マネージャーは、「これまでは必要以上のシステムも含まれた大きなパッケージソフトを利用するなど、手間とコスト負担が大きかった。今後もさらにノンストップソリューションの開発に力を入れていく」と話している。
 同社は1999年1月設立、資本金1千万円、従業員33人、11年3月期売上高は2億26百万円。野口社長は福岡市西区出身、1968年9月28日生まれの42歳、熊本大学工学部卒、趣味は家族旅行。