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不動産業分離も健康食品好調で減収増益   エバーライフ   今期は売上31.6%増目指す


 健康食品通信販売の株式会社エバーライフ(福岡市中央区天神2丁目、井靖秀社長)の06年3月期決算は、売上高114億円で前期比9.5%減、経常利益14億円で同7.7%増を見込んでいる。
 社内整備にウエートを置いたことや、昨年4月に不動産部門を関連会社の株式会社ウェルホールディングスに分割譲渡したため、売上高は減少する見込み。健康食品部門では同12.9%増加する。経常利益は、主力のヒアルロン酸「皇潤」、鮫生肝油「海王」を主軸に、新規に5アイテム程度を随時投入していったことや、販促投資の見直しを念頭に置いて、試験的に新聞広告やダイレクトメールなどを有効活用したことなどが奏功した。
 今期は、販促投資の予算枠は大きく変動しないもの、投資配分を再検討し、より効果の高い販促を推進し、拡販に努め、31.6%増の売上高150億円を目指す。
 同社は90年1月設立、資本金1,000万円、従業員211人。05年3月期の売上高は129億8,000万円、経常利益は13億3,000万円。