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不動産小口化商品の運用開始 Good不動産


週刊経済2022年2月8日発行

1口100万円、総額1億6千万円

総合不動産業の㈱Good不動産(福岡市中央区大名1丁目、牧野修司社長)は、3月から不動産の小口化商品の運用を開始する。
近年、福岡市内の不動産価格が高騰し、不動産オーナーが収益不動産を買いにくい状況が続いている。同社では投資額に幅を持たせることができる不動産小口化商品を企画、販売することで、同社の顧客や投資家のニーズを取り込む。また、築古マンションを活用することでSDGsの実現を目指す。
対象となるのは築45年の「桜坂コーポ」(同区桜坂3丁目)で、総戸数は20戸。そのうち、所有オーナーから16戸を買い取り、昨年大規模改修工事が完了。現在14戸が稼働している。小口化商品の名称は「アセットリーフ桜坂」で、1口100万円の任意組合型で募集総額は1億6千万円。運用期間は5年間。分配金利回りは4・2%を計画している。牧野社長は「相続対策として不動産投資をお考えのオーナー様など、幅広い層のお客様の資産形成の一助になればと考えている」と話している。