NEWS

不動産会社向けAI活用システム開発 スマートブレイン


5月めどに一般発売

住宅・不動産会社向けのWeb集客ページの制作などを手がける㈱スマートブレイン(福岡市薬院1丁目、佐田勉社長)は1月11日、AIを活用した会員制の不動産売買サイトの開発を開始した。

会員制の不動産売買サイトにAIを搭載することで顧客の動向を分析し、営業支援するというもの。サイトで集客した顧客を来店・物件案内・契約につなげるため、ログイン回数や閲覧時間、天候などのデータをもとに最適な案内日の通知など、不動産営業担当者向けのアドバイス機能や顧客への物件情報メールの自動送信機能を備える。商品名は「エステートロボ」で、5月をめどに一般発売する。ターゲットは不動産売買を扱う中小規模の住宅・不動産会社。現時点で3社が導入予約をしており、予約受付順で各社のサイト制作を開始する。価格は調整中で、検索サイト制作の初期費用と月額でAIシステム利用料が発生する。同社は「不動産業界で営業担当をしてきた経験をもとに、効率よく営業活動するための手助けとなるツールにしたい」と話している。

同社は2017年設立。資本金300万円。従業員1人。

2018年2月14日発行