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不動産事業を分社化して新会社設立 オーエス


医療モール開発などの事業強化

調剤薬局運営の㈱オーエス(北九州市小倉北区砂津2丁目、大迫基弘社長)は7月1日付で、不動産事業を分社化した新会社として㈱OSAM(オーサム、福岡市博多区博多駅東3丁目)を設立した。社長には大迫社長が就いた。

これまでの自社調剤薬局の出店に合わせた医療複合モールの開発に加えて、マンションなども含めたさまざまな不動産開発分野にも事業拡大していく。資本金は1000万円で、まずは役員3人と監査役1人の計4人でスタートする。今回の分社化は、事業の一部を会社分割(新設分割)による承継となり、両社は兄弟会社の位置付けとなる。

大迫社長は「分社化したことで意思決定や事業スピードが向上し、可能になることも多い。医療ニーズに応えることを基本とした薬局展開を通じて街の活性化に貢献していきたい」と話している。

同社は2005年2月設立、資本金3000万円、従業員数90人。

大迫社長は福岡市東区出身、1977年6月23日生まれの40歳。趣味はジョギング。

2017年7月18日発行