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不動産事業の売り上げが来期にずれ込み減収減益 ワールドホールディングス


19年12月期

人材・教育ビジネス、不動産ビジネス、情報通信ビジネスの㈱ワールドホールディングス(福岡本社・福岡市博多区博多駅前2丁目、伊井田栄吉会長兼社長)の2019年12月期連結決算は、売上高が前年比4・6%減の1363億1900万円、経常利益が同34・7%減の48億500万円の減収減益となった。
不動産ビジネスで、計画していた大型事業用地の一部売上が税務とは異なり会計上、翌期にずれ込んだことが影響した。影響したのは売上高にして約100億円、営業利益にして約15億円。
主力の人材・教育ビジネスでは、メーカーや物流企業に向けた請負・派遣のファクトリー事業が売上高500億100万円(同1%増)、セグメント利益26億7900万円(同15・5%減)。このほか、研究者や技術者派遣分野であるテクノ事業やR&D事業は売上高、セグメント利益ともに前年を上回った。
今期は売上高で19年度比17・1%増の1596億8200万円、経常利益で同73・5%増の83億3800万円を見込む。

2020年2月18日発行