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不動産の小口化商品を年内販売 Good不動産
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築古マンションなどリノベ
総合不動産業の㈱Good不動産(福岡市中央区大名1丁目、牧野修司社長)は年内、不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化商品の提供を開始する。
近年、情勢の変化に伴って金融機関から不動産オーナーに対する融資条件が厳しくなっており、売買が成立しないことが増加。投資額に幅を持たせることができる不動産小口化商品を企画、販売することで、同社の顧客や投資家のニーズを取り込む。免許は現在取得準備を進めており、年内には第一弾商品を発売する。商品は同社が所有、管理する物件にリノベーションを施し、入居率を引き上げて販売。築古の賃貸用マンションやアパートが対象で、REIT(不動産投資信託)と違い、小口化商品は物件に対して出資分に応じて所有権が発生するのが特徴。
牧野社長は「マンションなど1棟売りへの投資だと数千万円の自己資金が必要だが、小口化すれば100万から投資できる。現時点で物件取得が難しい既存顧客への投資商品として機能させ、間口を広げることで新しいオーナーを取り込む良い機会になる」と話している。
2019年8月27日発行