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下関市の水産業・松岡に分譲決定 福岡市 ICの港湾関連用地2・1ha
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福岡市は、アイランドシティ(IC)の港湾関連用地(約2・1ha)について水産業の株式会社松岡(山口県下関市、松岡隆雄社長)への分譲を決定した。4月下旬までに土地売買契約を結び、9月末までに土地引渡を終える予定。
松岡が購入するのは同市東区みなと香椎3丁目、新福岡市青果市場「ベジフルスタジアム」北側の2万773平方m。分譲価格は27億円(分譲単価12万9975円/平方m)。計画では倉庫用地・配送センター用地として、7階建て延べ床面積5万1260平方mの倉庫棟を建設。2018年9月の操業開始を予定している。なお、今回の決定により、今年度のIC港湾関連用地では計6件、約6・8haの分譲が決まった。
松岡は1950(昭和25)年創業、資本金は5000万円。事業内容は水産物および水産加工品の輸入販売、水産加工品の企画・製造・販売。2014年に稼働した「東京湾岸物流センター」を機軸に、全国9カ所のLC(ロジスティクスセンター)ネットワークで国内の物流強化を図っている。売上高は341億円(2015年1月期)。従業員数は約390人。