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下関市でソーラーシェアリングプロジェクト  アグリツリー


初の単独

ソーラーシェアリング事業の㈱アグリツリー(那珂川市中原2丁目、西光司社長)は7月から、山口県下関市で初の単独プロジェクトを開始する。
同社では、農地の上に太陽光発電設備を設置することで農業と太陽光発電を両立させる「ソーラーシェアリング事業」に取り組んでいる。今回、農業法人を設立するなど農業への参入も進める山口銀行からの紹介で実現したもの。ロハス農園㈱(山口県下関市豊浦町川棚、中野芳男社長)がじゃがいもやサツマイモ、玉ねぎを栽培する農地に太陽光パネルを設置する。7月から工事を開始し、7月下旬から実施予定。畑面積は3千㎡。パネルの出力は80・64kW、パワーコンディショナーは49・5kW。発電した電力は売電する。同市でソーラーシェアリングの取り組みは初となる。
西社長は「徐々に注目度が高まってきている。他の地域での計画も進めながら、海外での普及にも取り組んでいく」と話している。

2020年6月23日発行