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下期、福岡、佐賀にコンビニ10店出店計画   エムエス九州   111店舗体制に


 イオングループのコンビニエンスストア・ミニストップチェーンのエムエス九州株式会社(博多区榎田2丁目、荒川勤社長)は、下期、福岡都市圏に3店、筑後2店、佐賀を中心に5店の合計10店舗の出店を計画している。111店舗体制となる。
 福岡地区は、市内、北九州、筑豊地区に各1店の出店を計画しており、2月には博多駅周辺での出店が決まっている。なお、上半期は福岡に13店、佐賀に3店の合計16店出店しており、業界での福岡県内増店数は期間中トップという。

先行投資等で増収減益 

 同社06年上半期決算は、売上高が74億7,900万円で前年同期比22.9%増、経常利益は2,000万円で同48%減の増収減益となった。
 店舗数が20店舗増加し、出店による投資が先行したことや、第1四半期が天候不順で気温が低めに推移したことなどから既存店売り上げが減少し減益となった。
 荒川社長は「下半期の売上高は74億円を見込んでおり、今期は150億円を達することが目標。7月に100店舗目を出店したので、安定的な利益対策を構築していきたい」と話している。