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上海・虹橋地区に中国2号店をオープン ピエトロ オフィス街でビジネスマンやファミリー客見込む
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ドレッシング製造やレストラン事業を展開する株式会社ピエトロ(福岡市中央区天神三丁目、村田邦彦社長)は十月十八日、中国二号店となるレストランを上海・虹橋(ホンチャオ)地区にオープンした。
これは昨年九月に上海・准海路地区に出店したレストランの中国一号店「ピエトロ旗艦店」に続くもの。虹橋地区はオフィス街で、二号店が入居する「遠東ビル」はテナント数が三百二十テナント(入居率九八%)を数え、特に日系企業の入居率が上海市にあるオフィスビルの中でも二番目に高いという。主にそのテナント企業のビジネスマン層や、日本人の居住率の高いエリアであることから、ファミリー層の需要も見込んでいる。
店舗名は「上海ピエトロ虹橋店」。場所は上海市長寧区仙露路の遠東ビル一階。座席数は百十八席。メニューは一号店と同様の構成で、スパゲティのレシピは日本国内そのままに、現地メニューの鶏の手羽先などを提供。主なメニューと価格は「ベーコンとホウレン草のスパゲティ」が三十六元、「ナスとひき肉の辛味スパゲティ」が三十九元、現地メニューの「チキンウイング(鶏手羽先)」が二十元、お替り自由の「サラダバー」が三十元となっている。営業時間は午前十一時から午後十一時まで。
社長室の岸本由樹子広報担当課長は「生野菜を食べる習慣がまだ少ない中国において、一号店でのサラダバー展開は上海っ子に新しい食文化を提案できたと考えている。二号店でもピエトロドレッシングを好きなだけかけて召し上がっていただけるサラダバーを用意している」と話している。
同社は昨年八月、中国・上海市に子会社を設立し、同九月にレストランの中国一号店を上海・准海路地区にオープン。今回の出店は海外の店舗としては八店舗目。上海以外ではハワイ・ホノルルの直営店が一店舗、韓国・ソウルにフランチャイズ店が五店舗ある。
2004.10.26 発行 週刊経済より